ピョンファ・エ・ダリ(平和の橋)韓国への旅


グリーンコープ共同体主催で、第18回ピョンファ・エ・ダリ韓国への旅を開催しました。

日 時 :2014年7月26日(土)〜28日(月)
参加者:組合員7人 通訳2人 事務局2人
訪問先:独立記念館、ナヌムの家・日本軍「慰安婦」歴史館、西大門刑務所歴史館、タプコル公園、
      ドゥレコープ、ハンサリム生協店舗、景福宮・民族博物館


 グリーンコープでは、平和の取り組みの一環として、日韓の過去を認識し未来に向けて市民が連帯することを目的に、韓国への旅を企画し実施しています。
 2014年度「ピョンファ・エ・ダリ韓国への旅」は18回目を迎えました。日本による侵略の歴史を検証し、韓国の生協組合員との交流をとおして、市民の連帯を確認する「ピョンファ・エ・ダリ韓国への旅」の様子を報告します。




7月26日(土)


独立記念館



原始時代から現代までの歴史を伝える記念館です。その中で特に韓国併合、独立運動を伝えるテーマ館を見学しました。親子連れが多く、生活の中で自国の歴史を学ぶことが身近になっていることが伝わってきました。


7月27日(日)

ナヌムの家・日本軍「慰安婦」歴史館

日本軍「慰安婦」をさせられていたハルモニ(おばあさん)たちが暮しているナヌム(分かち合い)の家に行きました。少女像の真下には慰安所の部屋が再現されていました。今回は4人のハルモニとお会いし、話を聞くことができ、慰安所はその時だけの問題ではなく、ハルモニたちの一生を変えてしまったと思いました。
学生ボランティアや見学にきている学生がたくさんいました。


西大門刑務所歴史館



戦前は日本からの独立を願った韓国の運動家が投獄され、戦後は韓国での独裁政権に立ち向かった民主化運動家が投獄された場所です。ここでもたくさんの親子づれに会いました。






タプコル公園



日本からの独立を求めた「3.1独立運動」が始まった場所です。この公園から全国に運動が広がっていった様子が、記念レリーフとして銅版に刻まれていました。
独立宣言書のレリーフもありました。韓国の学生は独立宣言を暗記し、受験に備えるそうです。


ドゥレコープとの交流




日本と韓国の組合員が二人一組になり、無病長寿を祈るブレスレット「長命縷(チャンミョンル)」を作りました。五色の紐を一人が固定し、一人が指で編んでいくのですが指の動きを覚えるのが大変でした。できあがった時は二人で作った達成感を味わうことができました。









グリーンコープのCMソング「ずっと」を踊りをつけて披露。最後は全員で踊りました!

交流会では、お互いの家族のことや日頃の活動のことを話し、とても盛り上がりました。国が違っても生協に集う母親は似ていると感じました。


7月28日(月)


ハンサリム生協店舗



たくさんの組合員で賑わっていました。食品からせっけんまでいろいろな商品がありました。




景福宮・民族博物館



十二支像がありました

光化門から続く景福宮は朝鮮王朝の宮殿で、敷地内に民族博物館があり、韓国の歴史を肌で感じることができました。同じアジア民族として似ているものが多く、親しみを感じました。



<参加者の感想より>
・「立場が違えば見方は全く違う」という言葉を聞き、支配した側と支配された側の思いの違いを考えました。
・いくつもの訪問先を訪ねました。どの訪問先も韓国の歴史と文化、そこに入り込んできた日本による日韓併合、日本軍に立ち向かった3.1独立運動ということに全てつながっていました。日本は韓国を完全に支配するために、韓国の歴史や文化をわかった上で、民族の誇りを失うような扱いをしたこともわかりました。
・近現代の歴史を知るだけでなく、それ以前の歴史や風習、考え方も知ることが理解を深める上で、とても重要だと思いました。相手を知ること、お互いに顔を合わせて話をすることが、お互いをより尊重し、理解につながると思いました。


<旅を終えて>
 日本が侵略した歴史を正しく知り、平和を考えるというこの旅の目的に、それぞれが女性として、母親として真摯に向き合いました。そして、実際に見て、感じることの大切さを再確認しました。ドゥレコープとの交流では、韓国の方々の温かい心に触れ、市民レベルでの交流は深めれば深めるごとに分かり合えると、未来への希望を見出すことができました。
 戦争が生み出すのは人間にとって価値のあるものは何もなく、悲しみと憎しみしかないということと、二度と悲惨な戦争をしてはならないと後世に語り継ぐために、未来に向かっての連帯をさらにつなげていきたいと考えます。
 (グリーンコープ共同体)

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